【裁量トレードを助けてくれるVIXとRSIの組み合わせ術】

逆張り戦略ノウハウ

こんにちは、VIX Sentinel Lab管理人のhiroです。

「インジケーターは組み合わせて使え」
FXの世界では当たり前のように言われますが、
**実際に何をどう組み合わせるのが効果的なのか?**は、意外と知られていません。

この記事では、私が実際の裁量トレードで愛用している、
**「VIX × RSI」**という組み合わせを紹介します。

これにより、

  • 無駄なエントリーが減り
  • “やってはいけない相場”がわかり
  • タイミングが明確になる
    という3つの大きなメリットを実感しています。

■ なぜVIXとRSIを組み合わせるのか?

VIXとRSIは性質が全く異なるインジケーターです。

  • VIX → 市場全体の“恐怖”やボラティリティを測る(環境認識)
  • RSI → 個別通貨ペアの“買われすぎ/売られすぎ”を測る(タイミング判断)

この2つを組み合わせることで、環境とタイミングの両方を一目で把握できるのです。


■ 実際の使い方とルール例

✅ 使い方①「VIXが高い × RSI30以下」→ 見送り

たとえばVIXが25以上に上昇していて、
RSIが30以下を示していたとしても、それは**「反発せずにそのまま暴落」**という危険がある状態です。

この場合、RSIの買いシグナルは機能しづらいと判断して、見送ります。


✅ 使い方②「VIXが15前後 × RSI70以上」→ 利益確定判断

VIXが低く安心感のある相場で、
RSIが70以上を示していたら、過熱感の兆候=利益確定タイミングと判断します。


✅ 使い方③「VIXの変化 × RSIの反転」→ トレンド転換の兆しを察知

VIXがじわじわ上がってきていて、
RSIが70から60、あるいは30から40へ戻るような場面は、相場の転換点の可能性があります。


■ 私の実体験:このコンビで救われた話

ドル円で逆張りをしようとしたとき、RSIは28。
普段なら即エントリーする場面でした。

でもその時、VIXが急騰して26に
「これは反発せずに下落続行の可能性が高い」と判断して見送りました。

結果、その後50pips以上の下落。
もしあの時エントリーしていたら、大きな損失を出していたでしょう。


■ 裁量トレードにおける“補助線”としての活用

EAやインジケーターはあくまで“道具”ですが、
VIXとRSIの組み合わせは、裁量判断の補助線として非常に信頼できます。

トレードの判断に迷ったときに、
「これはVIX的にどうなのか?」
「RSIの意味は何か?」と考えるだけで、判断力が一段階深まります。


■ まとめ:VIX × RSIは“冷静さ”を取り戻すツール

人間はどうしても感情で動きがちです。
だからこそ、相場全体の空気を映すVIXと、テクニカルな反転指標であるRSIをセットで見ることで、
“自分だけの視点”ではなく“相場全体の視点”を持てるようになります。

裁量トレードで悩んでいる方、ぜひこのコンビを活用してみてください。

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