こんにちは、VIX Sentinel Lab管理人のhiroです。
FXでよく聞く「勝っているトレーダーは、エントリー回数が少ない」という話。
あなたは本気で実践できていますか?
私自身もかつては、
- 「動いているから乗らなきゃ」
- 「ポジションがないと落ち着かない」
と、トレード機会を“探しにいく”毎日でした。
しかし、それがどれほど危険なことか――
VIX(恐怖指数)を学んでから、ようやく気づけました。
■ 勝てるトレーダーは「動かない時間」の使い方がうまい
勝てる人ほど、
「勝たない日」=「エントリーしない日」
をちゃんと作っています。
その根拠のひとつとして、多くのプロが見ているのが、**VIX(恐怖指数)**です。
■ VIXとは?市場の“空気センサー”
VIXは、米国S&P500のボラティリティを指数化したもの。
つまり、市場がどれだけ「不安」や「恐怖」を感じているかを表します。
- VIXが低い(15以下)→ 安定・安心相場
- VIXが高い(25以上)→ 混乱・不安相場
これがFXにも大きな影響を与えます。
特にクロス円やドル円では、VIXが上昇すると円買いが進みやすい傾向があります。
■ VIXで「今日は休む」という判断を
私がトレードの基準として使っているVIX水準は、以下の通りです。
VIX水準 | 状況 | トレード判断 |
---|---|---|
10〜15 | 安定 | 積極トレードOK |
15〜20 | 警戒 | ロット調整・慎重に |
20〜25 | 不安定 | トレード控える |
25以上 | 混乱 | ノートレード推奨 |
以前の私は、どんな日でもチャンスを探していたのですが、
VIXを見るようになってからは、「あえて休む」ことを選べるようになりました。
■ エントリーしない=最大のリスク管理
“勝ち組”トレーダーが言う、「相場から退く判断」こそが最強。
エントリーしなければ、損失はゼロ。
焦ってポジションを持つことこそ、資金管理の崩壊に繋がります。
実際、私はVIXが急騰していた日に無理にポジションを持たず、
「結果的に大損を回避した」ことが何度もあります。
■ ポジポジ病をVIXで克服する
「ポジションがないと不安」という心理は、初心者ほど強く出ます。
私もそうでした。
でも、**VIXを日々チェックすることで“客観的な判断基準”**が持てるようになり、
不安や焦りで無理に入ることが激減しました。
■ まとめ:VIXは「攻め時」と同じくらい「引き際」も教えてくれる
VIXは、エントリーのチャンスを見るだけでなく、
「今日はやめとけ」というシグナルをくれる非常に有用な指標です。
“何もしない勇気”が最も難しい。
でも、それを数値で教えてくれるのがVIXなのです。
ぜひあなたも、エントリーしない日を「戦略的な勝ち」として扱ってみてください。
きっとトレードに余裕と自信が生まれるはずです。
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